眠っていた主人公の少年・海 (かい) は、不吉な夢を見た。海は目を覚ます。そして一日が始まる。
海は、ムサシノクニ (武蔵野市吉祥寺) のグループ・ムサシノSARUのメンバーだ。今日も自動車で、集合場所のファミレス・ぺニーズ (勿論、デニーズのパロディーである) に向かった。
ムサSARUのメンバー二人が、ブクロ (豊島区池袋) の風俗店に出掛けた。ところが、ブクロのグループ・WU-RONZに拠って惨殺される。
ムサSARUのリーダー・テラさん (勿論、藤子不二雄Aの漫画「まんが道」の、寺田ヒロオがモチーフである) は、ハト派のため、和平に拠る平和的解決を主張。対してタカ派の海は、報復の為の武力攻撃を断固として決行するべしと主張。
海と盟友・ハシームは、ブクロへ向かうためペニーズを出た。ここで、ムサシノに加入希望の少年から出待ちを受ける。ハシームは、彼のメモを取る姿からブレジネフ書記長と命名 (後に「書記長」。勿論、元ソ連共産党書記長・レオニード・ブレジネフがモチーフである。一応「ハジメ」という名前がある)。加入が正式に認可された。
3人は問題の風俗店に到着したが、何も手掛かりは得られなかった。帰り際に海は、その店の風俗嬢・スンミと対面する。
後日、ムサシノに於いて、WU-RONZのリーダー・メラが、テラさんを目撃する。メラはテラさんを日本刀で斬るが、殺人未遂に終わる。そして、海もメラと対面する。二人は同じ高校の同級生で、大親友だった。久し振りの再会である。だが、実は過去に起きたある事件が両者の友情を引き裂いていたのだ・・・。
[wikiより抜粋]